●習う目的探り出す大事
【くるりんパソコン教室&サロン】

 リサイクルスペースくるりんに1昨年秋オープン。2〜4人の少人数で行う「敷居の低い」教室です。

時間やコースは相談しながら決めていく利用者本位のシステム。1単位1時間30分で1,500円。

すでに150人余人の生徒が巣立っていきました。


市のIT講習にもNPO団体として協力、指導の実績も申し分ありません。

 「パソコン購入は少し慣れてからでも」(代表の高橋倫恵さん)と、

火・金曜日の午後には自由に練習できるサロンも設けています。電話で予約をしてください。


 教室をのぞいてみました。おしゅうとめ世代の4人が、熱心に授業を受けています。

パソコン家庭教師の雲井ナナさんは、あっちの画面をのぞき、

こっちのキーボードをたたきと、呼ばれるたびに忙しく動きます。


完成した「テニス大会のお知らせ」を印刷、初めての自作プリントに、

皆さんすっかり感動していました。

 「落ちこぼれそう。センセェ、見捨てないでね〜」などとにぎやかに帰っていった

生徒さんたちの目標は「孫の動画が送られてくるのでそれを見たくて」

「およめさんとメールで話したいから」「同好会のプリント作りのお手伝いがしたい」

「料理のレシピを整理していつか本にしたい」などさまざまです。


 雲井さんは「人生のキャリアを積んでいる人には、

このためにパソコンを習いたいという「ツボ」が必ずあります。

それを探り当てるのが最初の仕事です。

レッスンは反復しながらゆっくり進めます」といいます。


 さらに大切なのは、自分のパソコンを使うこと。

「初心者はいろんな間違いをして、パソコンの画面をメチャメチャにしていることが多いのです。

それを直さなければ使えませんから、メチャメチャになっている自分のパソコンで、

直す練習をする必要があるのです」というわけで、

指導のきめ細かさがシニア向け、頼られる存在です。


同教室では、障害者のためにも土曜日午後のサロンを開き、作業所への出張指導もしています。